家族やあなたの人生に、少しでも悩みがあればみてほしい。
映画を見ると悩みが解決するものではないでしょうが、映画の中では困難に打ち勝ち自分たちの幸せをつかみ取ろうと必死に戦っているシーンが多いです。
そんな必死なシーンを見ていると励ましにもなるし、あなたの背中を強く押してくれる作品だと思う。
焼肉ドラゴンのあらすじ
1970年日本は高度成長期の波に乗り、そこらじゅうで開発が進み街並みはどんどん変わっていく。
舞台は関西のある地域(空港も近そうだし伊丹っぽい)で、そこには在日韓国人が焼肉屋さんを営んでいる家族がある。
家族は父、母、長女、次女、三女、長男で、お互いの血のつながりはない。
長女次女は父の連れ子、三女は母の連れ子、末っ子長男は夫婦の子。
長女はフワッとした韓国人と付き合い、次女は長女の幼馴染と結婚、三女は歌手で劇場の人と不倫関係、末っ子は日本学校でいじめられておかしくなっていく。
と、家庭内だけでも問題だらけ。
さらに夫婦が営んでいる焼肉屋さんにも、とうとう開発の波が押し寄せて立ち退きを命じられる。
その間にもさっきの家族の問題があったりと、落ち着くどころかどんどん家族がめちゃくちゃになっていってしまう。
母は相変わらず問題が多すぎてキレまくっていて、父はいつも冷静に家族を見守っている。
立ち退きや、家族の問題はどうなっていくのか?
焼肉ドラゴンの良かったところ
こんなにケンカが多い家族は正直嫌だけど、思いっきり自分たちの人生に向かって生きている感じがする。
のんびりした今と違って、1970年と時代もあるのかもしれないが、人間の力の差を見せつけられた気がする。
必死とはこういうことを言うのかと思ってしまうだろう。
焼肉ドラゴンの印象に残ったシーン
- どんなことがあっても、血がつながっていなくても家族は1つ。
- たとえ昨日がどんな日でも、明日はきっとええ日になる。
- 離れ離れになってもみんなつながっている。
焼肉ドラゴンは真木よう子、井上真央、大泉洋など豪華キャストが揃っているが、注目したいのは父役=キム・サンホ、母役=イ・ジョンウン。
正直今まで知らなかったが、お互い気合の入った名演技で素晴らし過ぎるの一言。
焼肉ドラゴン|こんな人にオススメしたい
家族とは何かと悩んでいるあなた。
下に見る気は一切ないが、こんなにも必死で生きているのを見ると、今の自分の環境が幸せなんだなと認識させられてしまう。
「何をしているもっと動け!」と自分にカツを入れたいあなた、思い切りケツを蹴ってくれるでしょう。
家族の問題を抱えているあなたや、何か上手くいかなくて悩んでいるあなたもこれを観てみるといい。
思い切り頑張らないとと、アクセルを踏み込まれた感じになります。
ようはモチベ下がってたらみるといいってこと!
早速、焼肉ドラゴンを観たいって方は、U-NEXTで無料で見ることができます。