我が家は最近多い地震で、今の家の強度が心配になり引っ越ししました。
これから同じような境遇で賃貸マンションを探されている方にお役に立てばと思い書いてみました。
引っ越しを検討するまでにいたった経緯
我が家は築60年くらいの木造賃貸の長屋でした。
家の外側も、中もリフォームされているのでぱっと見た感じは60年前に建てられたものとは思いませんし、住んでいても中はキレイので快適にすごせていました。
それでも家の基礎となる土台は古く、昔の基準で建てられていました。
大きな地震が来た時に、外壁や部屋の壁にもヒビが入ったのでこのままでは心配になり引っ越しを考える。
隣の生活音の漏れも気になっていたので、これも今回の引っ越しで解決できればなと探すことになりました。
家の基準となる鉄筋、鉄骨、木造の違い
地震対策のために引っ越しを考えていたので安心できる構造のものを探しました。その中で大きく3つあります。
- 木造…柱や床、天井などが木でできた家。
地震や火災にも弱いが、その分家賃も安め。気密性が低いため、生活音が漏れやすく、隣の部屋の音が聞こえてきたりしやすい。
冷暖房が効きにくいことが多い。
- 鉄骨…家を作る骨組に6㎜以上の鉄を使った建物。
次に出てくる鉄筋構造よりも軽いため高層マンションで使われることがある。
- 鉄筋…RC(reinforced concrete)とも表記されています。
強化されたコンクリートで地震に強く防音性にもすぐれています。
隣近所の生活音はほとんど聞こえませんし、火災があったとしても燃え広がりにくいのが特徴。
気密性が高いため冷暖房の効きが良く電気代が安く抑えられるのポイント高いですね。
家賃と強度は木造<鉄骨<鉄筋の順で高くなっていきます。
なんの目的で引っ越しするかを見失いよう物件を選ぼう
我が家はまずは耐震のために引っ越しすることにしたので木造はもちろんパス。
できれば鉄筋構造で探すことになりました。
色々と物件を見ていく中で、駅から遠いとか築浅が良いとか欲張りが出てきてしまいます。
なんで引っ越しすることにしたかを忘れないようにしておくことがブレないことであるし、不動産屋さんにも相談しやすいのでそこは押さえておきましょう。
不動産屋さんに聞くと賃貸マンションと、分譲マンションとでも柱の太さがとか作りが違うため、分譲マンションの賃貸が良いとのことです。
ただ、分譲マンションの賃貸は人気があるから、出回っている数が少ないのがネックになってきます。
時間をかけて探せるのであれば、分譲賃貸が空くのを待つのがオススメします。
RC鉄筋構造の分譲マンション賃貸で決めた
結局我が家は手ごろな分譲マンション賃貸で空いていたので、そこに入居を決めました。
住んでみて分かったことは、分譲マンション賃貸は隣の生活音が今のところ全くしません。
分譲マンションなので住んでいる方は購入している人がほとんど、身元もわかるので変な人が入居していることも少ない。あくまで賃貸マンションに比べるとです。
駐車場も分譲価格なので割安で借りることも可能と良いことが多いです。
まとめ:耐震が理由で引っ越し検討されているなら、分譲マンション賃貸がオススメです。
耐震が理由で賃貸マンションに引っ越しを検討されているのであれば、分譲賃貸マンションがベストかなと思います。
さらに言えば、最上階や角部屋は外の温度の影響が直接くるため冷暖房が効きにくいです。できたら避けたほうが良いです。